家事をしながら「 けもけもけもけもけー 」とエンドレスで歌っている灯です。こんばんわ。
中/田さんの声がおっさんくさくて最高です。エ/スカの頃から好きすぎて喀血しそう。
今日は、乙女会のみんなで、東/京都庭/園美/術館に行ってきました。
リニューアルしたというのでずっと興味はあったのですが、何よりアー/ルデコ好きといてはこれを見逃すことは許されまい!とみんなを誘いました。灯の気まぐれな招集にも付き合ってくれる2人には感謝感謝。子供は旦那さんに預けて来てくれましたw
なのに、灯は目/白駅と目/黒駅の位置を間違え(笑)あやうく山手線一周するところでしたwwwもうやだ都会ってこれだから・・・!( ただの田舎者 )
美術館入口で早速、Tちゃんがスマホを取り出し「 いい苔だわ、いい・・・ 」と悦状態で写メを撮りまくっていました。そういやコイツ、苔好き女子だった・・・www
展示は案の定、灯のツボでして、明治・大正期の洋館ってどうしてこんなに魅力的なんでしょう・・・!!!はふはふ言いながら「 侍女待機室・・・メイドってことか・・・! 」と吠えながらはふはふ見ていました。きっと煩かったと思います(←)
苔女子Tちゃんは、これでも(酷い)照明プランナーなので相当刺激されたようですね。今日は土日なので館内の撮影はできないのですが( 平日は可能 )遥/か6のコスプレとかして訪れたい場所ですね。灯はレイヤーではないけど。
でもそういう場所として使われるんだろうね、と話していたんだけど「 群馬かどこかにあるらしいよ、専門の場所が 」とTちゃん。それを受けて灯が「 ああ、都内にもAV専用のビルがあるって舞台美術さんから聞いたことがあr 」と言おうとして、もう一人の乙女会メンバーAちゃんに殴られました(笑)
「 はははハレンチな!! 」と言われましたが、そなたは幸/村かw
拍手、本当にありがとうございます!!いつもいつもその一鳴らしに救われています。
さて、ちょっとだけ灯の愚痴( 書くだけで満足する )
今日、Aちゃんから、2人目を妊娠したと聞きました。
「 よかったね!おめでとう!! 」と笑顔で言えた、と思います。
そんな話の後になってしまいましたが、自分は抗がん剤で治療していることも伝えました。子宮摘出するかも、という話も。
私たちは、あんまり気を遣って隠すということがなく、どうしてもありのままの現在を語ってしまうことが多いです。勿論、そんなことで崩れてしまう関係じゃないからという、絶対的な信頼があるからです。
でもさすがに、今回は話してから「 止めておけばよかったかな 」と思いました。
Aちゃんはやっぱりその後「 灯がそんな状況なのに、私が能天気な話をしてごめん 」と謝られてしまいました。私は、そんなつもりで言ったんじゃないよ、Aちゃんが無事に出産できるよう、心から応援するよ、と伝えました。
じゃあどうして伝えたのかな、と考えると、心配かけたくない、より、心配してほしかった、という気持ちが勝っているからなんです。すっごく自己満足な感情なんです。ああ本当に私って情けない奴だな、と心底思いました。
15週だと言ってました。灯の死産は13週でしたので、それより長い。
とても羨ましい。彼女には1人、かわいい男の子がいて、元々男の子を欲しがっていた彼女には何にも代えがたい宝物なんです。それなのにまた欲しいと思ったら、すぐに妊娠できることが妬ましいんです。
灯はこの妬み・嫉みという感情が何より強い人間なんです。役者になれなかった、というか断念した理由もこれです。思ったよりプライドが高いんだな、と自分で思う時がふとあります。そして、これは一生懸けて修正しなければならない課題だ、だということも。
そんなAちゃんも、もちろんTちゃんだって、悩みがない人間ではありません。
みんなそれぞれの「 恵まれている部分 」と「 悩まされる部分 」があって、いつもせめぎ合っている。私たち3人は悩む部分が違っていて、話すと背中を押してもらえるんです。押してもらいたくて、自分では踏み出せない一歩を踏み出す勇気が貰いたくて、お互いの悩みをよく話します。
私も、心配してほしいと思うと同時に、誰かに「 大丈夫だよ 」って無条件に言ってもらいたかったんです。この無条件ってところがとっても大事なんです。年齢や身体の状態からいって、確率が随分減っているとわかっていても、現状に弱っている心を回復させてほしかったんです。今日も2人は「 大丈夫、よく忘れ物を取りに帰っているだけだからって言うじゃない。ちゃんと戻ってきてくれるよ 」と言ってくれました。それだけで、もう一度チャレンジできると思う。これから沢山の検査結果に悩むことになっても、信じて頑張れる。
Tちゃんに「 それで・・・灯はこの後、子供を産めるの? 」とストレートに聞かれた時は、どきっとしましたw抗がん剤を打っているから、妊娠に制限が出ている。出血が2週間続いていて、終わる気配がない。副作用で髪の毛が減ってきている。ホルモン値が下がらなくて、転移のことを考えるなら子宮摘出しかない。そういう現実から目を瞑りたくて「 大丈夫 」と答えました。
大丈夫、だから心配しないでほしい。
そう口にしたくて、きっと話してしまうんでしょうね。口から出た言葉には言霊が宿ると昔から言います。言ったことには責任を持つ、取り消しがきかない・・・というか、自己暗示の一つだと思います。
2人と別れて自宅に帰って、旦那の前ではわあわあ泣きましたが。
いつか、一切の嫉妬にかられることなく、ちゃんと上辺だけのお祝いじゃなくて、心から2人の幸せを願える人間になりたい。彼女たちが、私のことを心底心配して、喜びを分かち合い、一緒に悲しんでくれるからこそ、私もそれに応えられるだけの人間になりたい。
という思いをもって、また明日から「私」を頑張っていこうと思います。